アニマルセラピーコーディネーターについて

アニマルセラピーコーディネーターとは、正式にはアニマル・アシステッド・セラピーと言います。
日本語では動物介在療法士と呼ばれる資格ですね。
国が発行する公的な資格ではなく、民間団体によって発行される資格になり、他にもペットシッターや動物看護師、などが似たような資格だと言えるかもしれません。

アニマルセラピーとは、現在非常に注目が高まっているものです。
古くから動物と触れあうことで癒やし効果があることは知られており、慢性的な疾患だけではなく、急性の疾患に対しても治療として取り入れられてきました。
様々な症状に対して効果が検討されており、感情の調整や抑鬱気分の払拭、痛みの緩和などにも応用されており、現在では医療的な措置として、アニマルセラピーを行うこともあります。
また、高齢者や寝たきりなど身体が不自由になった方への、QOLの向上についても効果があるとされており、現在では幅広い活動が行われていると言って良いでしょう。
この実態を指して、セラピーではなく、ヒーリングというように呼ぶこともあります。

このことから、アニマルセラピーコーディネーターにとって、医療的な専門知識は不可欠なものです。
特に訪問してアニマルセラピーを行うのであれば、訪問先には障がい者の方や高齢者の方が多いので、軽率な言動は慎むことが必要です。
対人マナー、ボランティアなどの知識も必要だと言って良いでしょう。
また、アニマルセラピーを行う動物にしても、それなりの訓練を受けるべきであり、施設にしても一定の基準が必要となります。

日本ではあまり知名度は高くありませんが、欧米では古くから動物を使った医学的な治療は行われており、身体障害者のリハビリ訓練、精神障害や情緒が不安定な人に対する治療が行われており、1960年代には医師や理学療法士、獣医師が積極的に研究を開始している歴史があります。

資格を取得するには

アニマルセラピーコーディネーターの資格を取得するには、動物介在療法などの授業を行っている専門学校などで勉強をすることが必要です。
動物に対する知識だけではなく、高齢者や障害者に対する知識などを学ぶことが第一歩だと言えます。
基本的にアニマルセラピーコーディネーターとしての仕事は現在のところ、日本では単独の職業として成り立ってはいません。
そこで、他の資格などと組み合わせて使うことで有用な資格となります。
獣医師や精神保健福祉士、ペットシッターなどの動物関連の仕事を行っている場合は、とても有利ですね。

ペットシッターはペットのお世話をする仕事ですが、近年のペットに対する需要の高まりから、成長が予想される分野です。
アニマルセラピーコーディネーターの知識なども活かしやすく、ペットシッターに仕事を依頼する人は、怪我や病気を負った人が多いので、経験を積むことができるのではないでしょうか。
しかし、アニマルセラピーコーディネーターの仕事そのものも今後は需要が高まると予想されていますので、勉強をしておいて損になることはありません。