ドッグトレーナーとはどういう仕事か

ドッグトレーナー(犬訓練士)とは、ペット用の犬もしくは特定の目的のためのしつけが必要な犬に対してのトレーニングをしていくための仕事です。

ドッグトレーナーにもいくつかの種類があり、一般向けペットのための基本的なしつけを幼少期に行うというものから、警察犬や災害救助犬といった職業犬となる試験対策をしたり、盲導犬や聴導犬、介護犬といった人を助ける仕事をするための犬を養成するといったものまでさまざまです。

いずれの場合も犬をトレーニングしていくためにはその犬たちと信頼関係を築かないといけませんので、トレーナー自身がしばらく犬とともに生活をししっかりお互いの気持を理解しあうことができるようにしていきます。

トレーニングをする場所は警察犬養成施設のように警察組織という大きな団体が管理運営するものもありますが、ほとんどが民間施設として営業をしているところです。

団体や企業としてではなく個人で行っているドッグトレーナーさんもおり、かなり職業的な自由度は高いものと言えます。

ドッグトレーナー になるためには

ドッグトレーナーになるためにはまずは必要な技能を証明するための資格を取得しなければいけません。

資格はどの分野のドッグトレーナーになるかによって枝分かれをしており、警察犬なら「日本警察犬協会」といったように「ジャパンケネルクラブ」「日本シェパード犬登録協会」などが実施している試験に合格をして公認訓練士の資格を取得しなければいけません。

他にも盲導犬ならば日本盲導犬協会が実施している「歩道指導員」という特殊な資格を習得しないといけないなど、その分野独自の検定制度が設けられているので個別にしっかり調べておくようにしましょう。

犬訓練士の資格を取得するための方法としては、養成課程がある学校に進学するというのが一番簡単です。

犬訓練士養成課程がある学校は実はそれほど多くはなく、東京渋谷にある「SJDドッググルーミングスクール」や「ヤマザキ動物専門学校」ほかいくつかのところです。

正式に犬訓練士になる前には見習い訓練士として実践を通して経験を重ねていくことになります。

ちなみに全国にいる犬訓練士と見習い訓練士は合わせて2000~2400人くらいとされており、ここ近年では10~20代の若年層、とりわけ女性の志願者が増加してきているというところが顕著な特徴です。

ドッグトレーナー の主な就職先

ドッグトレーナーとしての仕事で最も多いのが、一般向けのペットのためのしつけを行うというものです。

民間のドッグトレーニング施設はだいたい犬訓練士1人と見習い訓練士2~3人がチームになって犬たちをしつけていきます。

施設の規模はそれぞれ異なっており、動物病院のように一人の訓練士が事業主として個人で営業している場合もあれば、企業として複数の訓練士を雇用して受け付けているところもあります。

最初は見習い訓練士として就職をして、そこから自分で独立開業するという人もかなりたくさんいます。

警察犬などの特殊な技能習得を必要とするトレーナーは大抵が専門の組織を作っており、そこで候補となる犬たちを集めてのトレーニングを全体として行う学校のような形がとられます。

過去の経験や実績がかなり待遇面に反映されてくるのでまず最初の4~5年はほかの訓練士さんについて訓練の方法を学ぶようにするのがよいと言えます。